お知らせ
2020-07-01
お知らせ
【2周目】オンライン写仏『ツナガリイム』第四弾「迦陵頻伽(かりょうびんが)」
二周目、今週は第四弾の「迦陵頻伽(かりょうびんが)」です。
法華経の提婆達多品という一章に
「提婆達多が善知識に由るが故に」
という一節があります。
「提婆達多」とは、お釈迦様の布教の妨げをしたとされる人物のことで、
「善知識」とは、仏法の正い道理を教え導いてくれる人のことです。
お釈迦様は、ご自身が悟りを開き人々を救済できたのは、布教の妨げをした提婆達多という人があってこそだ、と説かれています。
自分にとって都合の悪い状況からこそ、学びを得て成長することが出来るということで、その「気付き」は自分の心の受け止め方次第で変わるという、仏教の教えの一つです。
ものごとの見方を変えてくれる教えであり、
私たちがコロナウイルスというこの事態と、どのように向き合いどう受け止めるか、を考え直させてくれる一節ではないでしょうか。
ダウンロードは「お寺のじかん」ホームページから↓↓↓